2013年10月5日土曜日

【メモ】固定費比率が多いところがビジネスチャンス

管理会計においては、固定費と変動費がある。固定費比率が高い商売は、損益分岐点が高く、参入障壁が高かったりする。既に市場を確保している企業であっても、売上は変動するのに固定費は変動しないというのは、事業リスクでもある。


  • 航空会社は席という固定費が課題
    • 客数が減っても席が減るわけでない
    • だからチケット販売で
  • オンラインゲームのサーバ代
    • サーバ代は固定費
    • 本当はできるだけ負荷を馴らしたいところ
    • サーバがクラウドになることで、サーバ代が変動費化する
    • 沢山人が来た時だけサーバ代を払えばいい
    • コスト削減だけではなく「イベント」という新しい遊び方を発明できた
  • オンラインゲームの開発費
    • パッケージソフトは先にすべてを開発しきる
    • オンラインゲームでは、ヘビーユーザが遊び切ったあとに機能を足すことができる
    • ヒットしてからさらに投資ということができることで、参入障壁は下がる
  • 会議室は変動費化に成功した
    • TKPとかは会議室を変動費化することに成功
    • 貸し会議室は共用部扱いなので、変動費化することでの効率化以上に節税のメリットもある
    • 税金というシステムは資産にかかるというところが特徴
    • 持たざる美徳
  • 逆にまだ固定費が多いもの
    • 新幹線は同じ値段だよね。
    • タクシー代も変わんないよね
    • 病院とかも混雑度合いで伸び縮しないよね
    • オフィス(土日空いてるのもったいない)
    • 省庁の規制が厳しいところは変動費化が厳しいか
凄く当たり前に導入できるのがいろんなものの予約システム。単に予約ができるというだけではなく、繁閑が可視化できることで、固定資産を有効活用できる。調達も計画的にできる。タクシーなんかは配車システムも大事だけど、需給バランスが可視化できると、客も運転手もハッピーになれるはず。そこで、明らかな「供給過多」が分かるだけかもしんないけど。

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