2014年10月20日月曜日

全部ブラウザ計画

だいぶブラウザのみで仕事ができるようになってきた。ブラウザだからこそ効率よくすすめれるところもあるので、まとめたい。

モダンでMacなRubyな話

言語としてのRuby単体ではなく、周辺の便利ツールとそのレイヤーを整理。

Herokuを使うという腹ぎめ

●PHPという存在
ケータイ公式サイトから始まって、ソシャゲの会社がボコボコでるところまで、PHPばっかりだったんですね。PHPの何がいいかって言うと、Apacheとの結合がしっかりしていた。Apacheのプロセスをしっかり管理していれば、PHPもついでに管理できる。Webサーバとアプリケーションサーバが別れてないから、ノードが減る。ノードが減るから故障管理も減る。

デプロイなんて言葉も、PHPを使ってる人にしたら、それファイルのコピーじゃないですかって話。

phpmyadminもWordPressもPHP。ロリポップにコピーするだけで動いてくれる。まぁ便利。
ロリポップで始めてアクセスが増えたら、ちゃんとしたサーバに載せ替えればいい。

大きい方のスケールも、APC使えば、Apacheのメモリの中にPHPのコンパイル結果が入るから爆速。相当気になんない。でも事情が変わってきた。

●外部環境の変化

・Rubyが速くなってきた
・Rubyのバージョンが安定してきた&バージョン共存のためのソリューションがしっかりしてきた
・Apacheのスタンダードが崩れてきた(のでPHPの相対的優位性が崩れてきた)

●Herokuを使うとこれがいい

・AWSからゼロから構成しなくていい
・CDNとの連携とかすごく楽
・PaaSを使うという腹ぎめとほぼ同じ
・PaaSは、小規模から大規模までシームレスに「アプリ構築のみ」に集中できるというのがメリット

●herokuの競合と比べるとこれがいい


  • GoogleAppEngineと比べると
    • GAEはGAEでしか動かないフレームワーク他にもってけない。
  • Windows Azureと比べると
    • Windows Azureは、.netフレームワークをベースに作っているので、開発環境がVisualStudioを想定している。(プレーンテキストエディタでも理屈の上では開発できるはずだが、情報が少ない)Macで.net開発は全くイメージつかない。
  • つまりherokuは「ロックインされないPaaS」と言える。


●PHP+ロリポップ→PaaS
という時代の流れ。PHPだとファイルコピーするだけでどこでも動くってメリットって、クラウドになるとぐっと薄れる。PaaSでも小さく初めてシームレスに大きく育てることができる。
対応すると書いてはいるが、必要となる知識の量が全然違う。Herokuを使うのはRoRとGitの知識が必要で、htmlにphpタグを埋めたものをFTPでアップしていた人がすんなり以降出来るとも思えない。そこは課題。

●セキュリティやらレギュレーションがどうたらこーたら
最悪発注元から、herokuやだって言われたり、AWSやだって言われたり、クラウドやだって言われたら、専用サーバにRubyで作りなおせばいいっちゃぁいい。PaaSのメリットが享受できないだけで、大したマイナスではない。