2012年11月3日土曜日

「パスとしてコピー」を使えば、作業効率がめちゃくちゃ上がる

マウスを使ったグラフィカルインターフェースには、「ドラッグ&ドロップ」という操作がある。ところが、実際にはこのオペレーション、「掴む」「掴んだまま移動させる」「別のウィンドウに落とす」という一連の作業を途切れることなくやらなくちゃいけないので、小さなマウスパッド・小さな画面では難しい。

だから、ファイルの移動でさえも、ファイルを右クリック→切り取り→対象のウィンドウをアクティブに→右クリック→貼り付け、ということの方が「確実」なオペレーションになる。割とやってる人は多い。

ウィンドウズのフォルダ上でのファイル操作では、ファイルのカット&ペーストの概念があるが、アプリをまたがるとそうは行かない。

例えば、できないのだけれど、理想としてはこういうことをしたい。

  1. デスクトップ上のファイルをコピー
  2. gmailを開いて、ファイルを添付したいので、ペースト
  3. 送信
みたいなことをしたい。企業内のメールなんて、ほとんどファイル共有ツール。ファイル添付をなんぼほど確実にするかが仕事の精度みたいなもん。でもできない。メールソフトとが、OUTLOOKだったりすると、Officeソフトの「送信」機能で、一気に添付ファイル登録まで行けるが、このご時世、なんでもかんでも、ファイルを開くダイアログからのファイル選択。

てことで、発明したのが、このフロー。
  1. 対象のファイルをシフト+右クリック→パスとしてコピー
  2. gmailのファイルを開くダイアログでペースト
  3. 送信

「パスとしてコピー」機能は、ファイルのフルパスをコピーしてくれる。ファイルを開くダイアログは、フルパスを入れると、直接指定が可能。だから、フォルダを探し回る必要がない。文字通り、目をつむってもファイルが添付できる。

さてこの、パスとしてコピー機能。フォルダでなくても使える。ウィンドウズキーから、ファイルを検索しても、シフト右クリックでパスとしてコピーできる。それだけではなく、「ファイルの保存ダイアログ」でも可能なのだ。

まさにこのブログを書いているときにも使っている。画像を加工して、それを添付するのに、Paint.netというお手軽ペイントソフトを使っている。まず、保存する。もう一回「名前をつけて保存」をすると、さっき保存したこのファイルがダイアログに出てくる。それをシフト右クリックで、パスとしてコピーを選ぶと、「今編集中のフルパス」がクリップボードにコピーされる。

あとは、そのフルパスを、ブログのファイルアップロードダイアログにペーストすればよい。

この作業工程でいいのは、「今のフォルダの位置」を一切意識しないということ。だからこのブログにアップしているファイルは、無題.pngをデスクトップに上書きで作ってはアップしている。ファイル名さえ自分では着けてない。パーマリンクとしてのファイル名フルパスがやりとりできさえすれば、コンピュータ様は満足なのだ。

フォルダを探し回っている時間は無駄でしかない。間違ったファイルを公開してしまうというミスはとんでもなく大きい。だから、「今僕が触っているファイルのフルパスを確実に伝える」ということは、時間もリスクも減らす上で大事なのだ。

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