PowerPointはJPEGに変換できる
あまり知られていないが、PowerPointoはJPEGに出力できる。
VBAでできるのだが、ここでは一行しか使わないので、単品のやりかただけ。
ALTL+F11
をタイプすると、VBエディターが立ち上がる。
「イミディエイト」ペインに以下の行をペーストしてエンター。
ActivePresentation.Export ActivePresentation.Path ,"JPG",1228,1748
先ほどのVBAは以下の意味。
- 今のパワポのファイルをエクスポートしなさいね
- 今のパワポのファイルの場所に出しなさいね
- JPEG形式で出しなさいね
- 幅1228px、高さ1748pxで出しなさいね
縦長のピクセルで出力しているため、この例のパワポは縦置きで作ることを想定。横置きの場合には、幅と高さのピクセル数を逆にすればいい。なお、このピクセル数は、写真屋さんでオススメされているピクセル数。
もしピクセル数とパワポの用紙設定との比率が違っていると、純粋に「変形」されるので要注意。
パワポで画像を作れると何がいい?
パワポで画像が作れると何がいいって、文字入力が慣れている。数式エディタもあるから数式が入れ放題。(あんまり要らないか)
あとはオートシェイプも慣れている人が多い。
パワポでの文字組み版の限界を超える
イラストレータなら出来るのになーってことが、パワポだとどこでやればいいのかわかりにくい。
文字組み版の「ツメ」と「長体」に関してはちょっとコツがいる。
ツメのやり方
文字を範囲選択して右クリックから、「フォント」を選択。
文字間隔をつめるを選らんで、詰めるポイント数を選択。
これで、文字が詰まる。一行に無理矢理納めたいときにはこういう方法を使えばいい。
長体のやりかた
フォントそのものを長体にする方法はない。だけど図形にしてしまえば、図形の変形は可能。
まず、文字が書かれたテキストボックスを選択してコピー。貼り付ける時に「図」として貼り付ける。
そうすると、図形になるので、変形し放題。
写真の調整の限界
実は、PowerPointは写真の調整もたくさんできる。
写真を取り込んだ後にでも、色調整ができたり。投げ縄ツール的に背景を削除できたりする。
まぁまぁ便利。
あとは、「ポラロイド 枠」などのキーワードでGoogle検索すれば、透過PNGのポラロイド枠の素材がどっかにあるので、上から乗せて、図形機能のトリミングをしてやれば、それっぽいデザインのできあがり。写真のコントラスト上げて、ポラロイドの枠つけて、写真を斜めにしてけば、絵心なくてもコラージュのまねごとはできる。
応用編
ActivePresentation.Export ActivePresentation.Path ,"JPG",1228,1748
は、全ページを、JPEGに変換する。"JPG"の部分を"PNG"に置き換えれば、PNGで出力でき、PNGであれば、Pngyu などのソフトで超軽量化が可能。スマホやネット上のバナー素材もその気になればパワポで作ることができるということ。
パワポというソフトウェアがないスマホやタブレットであっても、写真のスライドショーは可能。つまりパワポを高解像度のPNGにすることで、表示できる端末が飛躍的に広がる。
コンピュータリテラシーって、掲示板で高速に入力したり、ググったりできることが重要だったが、今後は高速にPNGを作るあたりがコンピュータリテラシーのキモになってくるとかこないとか。
0 件のコメント:
コメントを投稿