2013年11月23日土曜日

PowerPoint→でっかいJPEG→写真屋さんで年賀状印刷

プリンタという機器はランニングコストも高いし使用頻度も少ない。だけど年賀状の時には必要っぽい。年賀状は写真屋さんで印刷してくれる。ってことは、JPEGに必要事項を全部入れれば、写真屋さんがちょっとしたキンコーズのように使えるってこと。



PowerPointはJPEGに変換できる


あまり知られていないが、PowerPointoはJPEGに出力できる。
VBAでできるのだが、ここでは一行しか使わないので、単品のやりかただけ。
ALTL+F11
をタイプすると、VBエディターが立ち上がる。
「イミディエイト」ペインに以下の行をペーストしてエンター。

ActivePresentation.Export ActivePresentation.Path ,"JPG",1228,1748

そうすると、パワーポイントのファイルの場所と同階層に、一ページ目から「スライド1.JPG」というファイルで、JPEGファイルができあがる。
先ほどのVBAは以下の意味。

  • 今のパワポのファイルをエクスポートしなさいね
  • 今のパワポのファイルの場所に出しなさいね
  • JPEG形式で出しなさいね
  • 幅1228px、高さ1748pxで出しなさいね
縦長のピクセルで出力しているため、この例のパワポは縦置きで作ることを想定。横置きの場合には、幅と高さのピクセル数を逆にすればいい。なお、このピクセル数は、写真屋さんでオススメされているピクセル数。

もしピクセル数とパワポの用紙設定との比率が違っていると、純粋に「変形」されるので要注意。

パワポで画像を作れると何がいい?

パワポで画像が作れると何がいいって、文字入力が慣れている。数式エディタもあるから数式が入れ放題。(あんまり要らないか)

あとはオートシェイプも慣れている人が多い。

パワポでの文字組み版の限界を超える

イラストレータなら出来るのになーってことが、パワポだとどこでやればいいのかわかりにくい。
文字組み版の「ツメ」と「長体」に関してはちょっとコツがいる。

ツメのやり方

文字を範囲選択して右クリックから、「フォント」を選択。
文字間隔をつめるを選らんで、詰めるポイント数を選択。

これで、文字が詰まる。一行に無理矢理納めたいときにはこういう方法を使えばいい。

長体のやりかた

フォントそのものを長体にする方法はない。だけど図形にしてしまえば、図形の変形は可能。
まず、文字が書かれたテキストボックスを選択してコピー。貼り付ける時に「図」として貼り付ける。
そうすると、図形になるので、変形し放題。

写真の調整の限界

実は、PowerPointは写真の調整もたくさんできる。
写真を取り込んだ後にでも、色調整ができたり。投げ縄ツール的に背景を削除できたりする。
まぁまぁ便利。


あとは、「ポラロイド 枠」などのキーワードでGoogle検索すれば、透過PNGのポラロイド枠の素材がどっかにあるので、上から乗せて、図形機能のトリミングをしてやれば、それっぽいデザインのできあがり。写真のコントラスト上げて、ポラロイドの枠つけて、写真を斜めにしてけば、絵心なくてもコラージュのまねごとはできる。

応用編

ActivePresentation.Export ActivePresentation.Path ,"JPG",1228,1748
は、全ページを、JPEGに変換する。"JPG"の部分を"PNG"に置き換えれば、PNGで出力でき、PNGであれば、Pngyu などのソフトで超軽量化が可能。スマホやネット上のバナー素材もその気になればパワポで作ることができるということ。

パワポというソフトウェアがないスマホやタブレットであっても、写真のスライドショーは可能。つまりパワポを高解像度のPNGにすることで、表示できる端末が飛躍的に広がる。

コンピュータリテラシーって、掲示板で高速に入力したり、ググったりできることが重要だったが、今後は高速にPNGを作るあたりがコンピュータリテラシーのキモになってくるとかこないとか。






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