2014年6月11日水曜日

バックドアを作るという開発手法

あんまり開発手法として語られないけど、バックドアって概念があるよね。

サービスって作っていく時には、下から順に作っていくので、単体テストのフレームワークとかが開発手法として充実してる。んでも完成後のシステムのメンテに関しては割りとルーズ。エンジニアから手が離れてしまっているからかも知れない。


ネイティブのゲーム開発だと無敵モードとか、ステージのスキップとかがあると超便利。ファミコン時代からこういうのあるけど、スマホのネイティブゲームでも必要っちゃぁ必要。

情報サイトの場合でも、非会員/会員くらいまではログイン、ログオフでできるけど、有料会員のステータス変更とかになると、課金システムを通らないといけなくなるから、バックドアが必要になる。ポイントの付与や削除もなんらかの管理画面があって、それをCS担当が直接いじれるといい。

システム側のフレームワークでログをいっぱいとれたりするけど、本番環境ではログが多すぎて取り出すの面倒っすなんてことも会話されてたりする。ログにはユーザIDを出しといて、それがあとで追いかけれるようになっているといい。究極はユーザ毎にデバッグログのON/OFFができるといいし、「自分のログ」がブラウザから見えるバックドアがあるといい。

「見える化」ってよく言われるけど、エンジニアが完成後のプロダクトをあまり「みない」のは大きな課題。保守性を高く作りましょうなんて言っているけど、プロダクトの保守はエンジニア以外のメンバーもたくさん関わってくる。そこで必要になってくるのがよりよいバックドアという話でした。

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