2012年10月25日木曜日

賢い文章をたくさんペーストできれば、それはもはや賢い人

チューリング・テストというテストがある。

チャットをしている人が、相手を人間だと思えばそれはもはや、人間なのではないかという話し。知能があるかどうかはではなく、そう捉えることができるかどうかと言う問題。

目の前にロボットが居て声を出せばボロがでるが、チャットであれば機械でもばれないかも知れない。

教育現場やクリエイティブな場面ではコピペは御法度ではあるが、社会生活の中では「他の賢い人と同レベルの仕事をする」ということが求められる。多くの活動がコンピュータでコミュニケーションされるため、結局のところ「コピペ力」が仕事力を決める。

お詫びの文例や、人を褒める文例は積極的に、貯めていけばいいし、「自分が発明した気の利いた文章」も貯めていって、コピペできるようになっていればいい。

例えば、初めて自社で打ち合わせをする人に対しては、
打ち合わせ場所は、渋谷クロスタワー10Fです。
到着されましたら、受付の内線XXXXまでご連絡ください。
http://グーグルマップのURL
地図と到着した後の内線をお知らせするというは、やったほうがいいことなのに、この段落をいちいち書くのが面倒。コピペであれば解決。書き手はコピペだが、受け手にとっては、「親切な文章」でしかないので、そこに努力は要らない。

エンジニアであれば、結局のところ、単位時間あたりに「いい」コマンドやプログラムを書く人がいいエンジニアだ。ほとんどの人は、コマンドのヒストリーを使って、「シンボリックリンクの引数ってどっちが先だったっけなー」とたどっているはず。

そんなこんなで、コピペのツールはホワイトカラーの生産性をガチガチに決める。

単に付箋やメモ帳に保存するというのもいいが、クリップボード履歴ツールを使うと気軽にいいテキストを呼び出せる。

あれこれ試して最高だと思って居るのは、「charu3」。

基本はクリップボード履歴ツールだが、文例も入れることができる。シフトキーやコントロールキーの連打で呼び出すことができるので、マウス操作は要らない。選んだところはちゃんと覚えてくれているので、同じテキストをペーストするのにいちいちたどらなくていい(この辺が気が利いている)。

本当はスクリーンショット乗せたいが、あまりにセキララなので、ピックアップして紹介。
  • 会社の住所・・・・割と使う
  • 会社の電話とFAX・・・・いちいち名刺を観ない
  • GoogleMAPのURL・・・・あらかじめ作っておく
  • view /var/log/httpd/error_log・・・・・・・緊急自体発生の時にすぐに使う
  • (文面は見せれないけど)営業メールがあったときの丁寧なお断り文
  • ActiveSheet.PageSetup.LeftHeader = "":ActiveSheet.PageSetup.RightHeader = "&24&A":ActiveSheet.PageSetup.CenterFooter = "&P/&N":ActiveSheet.PageSetup.RightFooter = "&D":ActiveSheet.PageSetup.LeftFooter = "&F"
    • エクセルでいい感じに、ヘッダーとフッターを書式設定するワンライナー
    • ALT+F11で、イミディエイトペインに貼り付けると一発
    • エクセルマクロとして保存する必要さえないという優れもの
  • #,##0,;[赤]-#,##0,
    • エクセルで1000円表記にして、マイナスを赤字で表記するための書式設定
以上。


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