2012年11月3日土曜日

非デザイナーがイラストレーターをインストールしておいた方がいい理由

自身はデザイナーではないので、イラストレーターはあまり使ってなかったのだが、やっぱり観念してインストールした。

実際にはイラストは書かない。しかしイラストレーターには、「画像形式のコンバーター」としての機能がある。

こんなシーンに使える。

1.年賀状を写真屋さんで印刷してもらうために大きなJPEGファイルを作りたい

PCで年賀状を作れても、印刷はとても面倒。自宅のプリンターでは時間がかかる。何よりもインク代がかなりかかる。何色のインクが足りなくなるかは、やってみてからでないと分からない。来年にインクジェットのノズルが詰まっているかも知れない。

一方で、写真屋さんに持ち込めば、一気に解決。印刷ミスもない。ところが写真屋さんでは写真を印刷するフローしかなく、PDFなどを印刷はしてくれない。ということで、Wordで作った印刷データをPDFに変換し、それをイラストレーターに取り込んで、高解像度のJPEGファイルにすれば、写真屋さんで印刷してもらえる。

最初からイラストレーターで年賀状を作ってもいいのだが、Wordの方がテンプレートが充実していたり、何よりも、Officeの操作なら誰でも文字組ができる。行間の調整なんて、イラストレータの初心者ではまるで分からないだろう。

2.PDFの一部をエクセルやパワポに取り込みたい

企業内では、PDFでの情報のやりとりが多い。特に会社をまたがる情報は、再編集可能なOfficeドキュメントではなく、PDFでやりとりされる。発注先からの提案資料の一部を取り出して、自分の企画書に取り込んで、吹き出しでコメントしたいというようなケースはある。

そういうときも、イラストレーター!PDFをイラストレータに取り込んで、WMF(ウィンドウズメタファイル)に書き出す。WMFはオフィスのオートシェイプの形式だから、拡大してもキレイ。

つまり、PDFやWMFなどのドロー系のフォーマットと、JPEGなどのラスタイメージのコンバーターとしてイラストレータは優秀なのだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿